スタート画面のピンクのコスモスの花言葉は”乙女の純潔”で、ED後の濃いピンクのコスモスの花言葉は“愛情”だ。「乙女は純潔を捨て、愛情を手に入れる」それだけ、といえばそれだけの物語なのかもしれない。
「息をするように恋しては」
(―コスモスのように恋しては:ToHeart2 AnotherDays ED曲)
この言葉のように恋した少女たちが変わり行くさまを描く。
ヒロインたちは口々に貴明の長所が「優しさ」であるというが、彼自身が自覚しているように、物語を追ってみても彼のよさは殆ど見えてこない。
「きっと、俺の優しさは俺の弱さと表裏なだけで、うすっぺらで中身なんてない」
(―河野貴明)
「そうそうそんな感じ」と相槌を打ちたくなる。多くの人が主人公である貴明に共感できなかったことだろう。だから感情移入ができず、息苦しい物語になってしまっている。
しかし、今作は萌えゲーとしては佳作と呼べるのではないかと思う。『XRATED』のサブキャラをヒロインにしても、インパクトに欠ける作品になってしまうのではないかと思っていた。だが、各キャラはその不安を払拭するほど個性的なキャラに仕上がっている。その分「合わないキャラ」の割合も少なくはなさそうだが、攻略キャラの多い萌えゲーである以上合わないキャラが出てくるのは当然。なんでもいいわけじゃないからこそ「これだ!」というキャラにも出会えるし、「これはダメ」というキャラにも出会うんだろう。
王道と呼べるようなシナリオもあったが、ドタバタ恋愛コメディと呼べるシナリオもあった。システム面なども見れば「意欲的」とも取れる作品だったが、ユーザが望んだ『AnotherDays』ではなかっただろう。しかし、まーりゃん先輩を前面に押し出している時点で『XRATED』とは違う作品となるであろうことは予測できたのかもしれない。
「“まー”とは“望まれぬ終わり”。すべてを終わらせ、すべてを食らうもの。『まー・りゃん』とは、うーの言葉に翻訳するなら『”まー”を代行せし者』。すなわち、滅びの使い。破壊のしもべの名だ」
(―ルーシー・マリア・ミソラ)
こんな意味付けをされてしまうほどなのだから。
注:一部冒頭の“乙女は純潔を破り”の表現にそぐわない攻略キャラがいます。
投稿情報:ErogameScape「ToHeart2 AnotherDays」
「息をするように恋しては」
(―コスモスのように恋しては:ToHeart2 AnotherDays ED曲)
この言葉のように恋した少女たちが変わり行くさまを描く。
ヒロインたちは口々に貴明の長所が「優しさ」であるというが、彼自身が自覚しているように、物語を追ってみても彼のよさは殆ど見えてこない。
「きっと、俺の優しさは俺の弱さと表裏なだけで、うすっぺらで中身なんてない」
(―河野貴明)
「そうそうそんな感じ」と相槌を打ちたくなる。多くの人が主人公である貴明に共感できなかったことだろう。だから感情移入ができず、息苦しい物語になってしまっている。
しかし、今作は萌えゲーとしては佳作と呼べるのではないかと思う。『XRATED』のサブキャラをヒロインにしても、インパクトに欠ける作品になってしまうのではないかと思っていた。だが、各キャラはその不安を払拭するほど個性的なキャラに仕上がっている。その分「合わないキャラ」の割合も少なくはなさそうだが、攻略キャラの多い萌えゲーである以上合わないキャラが出てくるのは当然。なんでもいいわけじゃないからこそ「これだ!」というキャラにも出会えるし、「これはダメ」というキャラにも出会うんだろう。
王道と呼べるようなシナリオもあったが、ドタバタ恋愛コメディと呼べるシナリオもあった。システム面なども見れば「意欲的」とも取れる作品だったが、ユーザが望んだ『AnotherDays』ではなかっただろう。しかし、まーりゃん先輩を前面に押し出している時点で『XRATED』とは違う作品となるであろうことは予測できたのかもしれない。
「“まー”とは“望まれぬ終わり”。すべてを終わらせ、すべてを食らうもの。『まー・りゃん』とは、うーの言葉に翻訳するなら『”まー”を代行せし者』。すなわち、滅びの使い。破壊のしもべの名だ」
(―ルーシー・マリア・ミソラ)
こんな意味付けをされてしまうほどなのだから。
注:一部冒頭の“乙女は純潔を破り”の表現にそぐわない攻略キャラがいます。
投稿情報:ErogameScape「ToHeart2 AnotherDays」


